――この試合も含め、現在ヴィクトリーナ姫路は1セットも落としていませんね。
【竹下氏】 アヴィタル・セリンジャー監督も「1試合も負けない」という発言をしていますが、実際、今、そうなっていますよね。強気な発言だとは感じていましたが、これってどちらかというと選手に効くんだなと……(笑)。勝利を続けているのもありますが、試合が続くにつれて選手陣にはかなりプレッシャーはかかっていると思います。ただ、V2での試合全体を通してですが、レベルの差はあるので、そこは曲げずにまだまだ厳しくいくんじゃないですかね。
――2023年内、最後の試合となりました。竹下さん的に総括は?
【竹下氏】 選手陣は、もっともっと良いパフォーマンスを、というのが見えていて、高みを目指しているなと感じます。今回チームスローガンにもなってますが、『百%』という、アヴィタル監督の考えているものを体現できつつあるのかなと思います。ヴィクトリーナ姫路はもっともっと良いチームになっていくかなという期待感がありますね。
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「2023-24 V.LEAGUE DIVISION2」2023年内での試合はすべて終了し、首位は9勝0敗27ポイント、ここまで1セットも落としていないヴィクトリーナ。2位が8勝0敗21ポイントのルートインホテルズブリリアントアリーズ。以下、JAぎふリオレーナ(8勝2敗)、群馬グリーンウイングス(4勝3敗)と続きます。
2024年は1月13日からリーグ戦が再開し、ヴィクトリーナは13日に2位・ルートイン戦、14日に群馬戦と、いずれも上位との対決が待っています(会場は群馬・ヤマト市民体育館前橋)。新年でもその勢いを継続して他を圧倒できるか、注目はさらに高まります。
※ラジオ関西『竹下佳江のいいな117ヴィクトリーナ』2023年12月25日放送回より