高速道路も被害を受けており、至る所で補修をしていた。行く時は通行できたのに、帰る時は通行禁止になっていた場所もあった。特に段差が多いのは、橋を渡る時だった。ふだん小さな橋は意識することはないと思うが、油断してはいけない。段差が大きいのは橋と道路の接合部分である。接合部分は両端の2か所あるため、一方に気をつけていても、もう一方に潜む危険を忘れてはいけない。
氷見市では、「道の駅氷見」周辺の被害が大きい。家が押しつぶされたり壁が落ちたりしていた。また、至る所で液状化現象による噴砂が見られた。液状化現象のため噴砂のみならず、電柱や塀も傾いていた。昨年は珠洲市の須須神社の大鳥居が壊れ驚いたが、今回も鳥居や石灯籠が多数壊れていた。この地域は海に近い。つまり、液状化現象が起きたのは海を埋め立てた土地だからである。【後半に続く】
※この記事は前半、後半に分けて掲載します。