2023年12月25日から31日までの1週間に、兵庫県の定点医療機関で報告された新型コロナの感染者は1か所あたり4.38人でした。3.71人だった前の週より0.67人増え、増加傾向が続いています。
これは9日、兵庫県が公表したものです。定点医療機関198か所の報告を取りまとめたもので、感染者の数はあわせて868人でした。保健所別の感染者は1か所あたり、神戸= 2.52人、芦屋=1.33人、伊丹=2.58人、宝塚=9.11人、加古川=5.86人、加東=6.46人、龍野=6.38人、赤穂=12.50人、中播磨=13.00人、豊岡=4.38人、朝来=6.00人、丹波=7.00人、洲本=5.75人、姫路=5.21人、尼崎=2.07人、西宮=1.21人、明石= 2.82人となっています。
年代別では、0歳=0.12人、1~4歳=0.32人、5~9歳=0.29人、10~19歳=0.55人、20~29歳=0.52人、30~39歳=0.47人、40~49歳=0.43人、50~59歳 =0.60人、60~69歳=0.35人、70~79歳=0.31人、80歳以上=0.43人です。
9日午前0時現在の入院患者は284人で、前の週から17人増えました。このうち重症患者は3人です。兵庫県感染症情報センターは、「感染者数は増加傾向にあり、県民の皆さんには、引き続き3密の回避や手指の消毒、効果的な換気、マスクの適切な着用などの基本的な感染症対策をお願いします」としています。