1月1日から7日までの1週間に、兵庫県の定点医療機関で報告された新型コロナの感染者は1か所平均で4.87人で、7週連続で増えました。これは11日、兵庫県が公表したものです。定点医療機関198か所の報告を取りまとめたもので、感染者の数はあわせて964人でした。保健所別の感染者は1か所あたり、神戸=2.21人、芦屋=1.67人、伊丹=3.75人、宝塚=6.44人、加古川=6.86人、加東=9.62人、龍野=10.13人、赤穂=17.17人、中播磨=7.50人、豊岡=6.63人、朝来=9.67人、丹波=4.80人、洲本=2.75人、姫路=4.37人、尼崎=3.67人、西宮=2.07人、明石=3.18人となっています。
年代別では、0歳=0.28人、1-4歳=0.34人、5-9歳=0.19人、10-19歳=0.40人、20-29歳=0.65人、30-39歳=0.52人、40-49歳=0.56人、50-59歳=0.71人、60-69歳=0.43人、70-79歳=0.39人、80歳以上=0.40です。一方、インフルエンザの感染者は前の週から半減し、1か所平均9.91人となりました。県内に17ある保健所のうち、姫路・明石・宝塚・加古川・加東・龍野・赤穂・中播磨・朝来が警報レベルです。ここ5週間のインフルエンザ患者2万人あまりのうち、15歳未満の子どもが感染したのが全体の71%を占めています。兵庫県感染症対策課は「インフルエンザは、流行が続いている」として「感染が疑われる場合は、マスクの着用、咳エチケット、早めに診察を受けることが重要」と呼びかけています。