2023(令和5)年9月まで放送したラジオ関西の名物番組『ビバ!タカラジェンヌ』で43年間にわたってパーソナリティを務めたフリーアナウンサーの小山乃里子(こやま・のりこ)さんが、20日、亡くなったことが関係者への取材でわかりました。82歳でした。
小山さんは、北海道出身で、関西学院大学文学部を卒業後、1965年にラジオ関西に入社しました。「ノコさん」の愛称で親しまれ、1971年にフリーアナウンサーに転身したあと、1980年に始まったラジオ関西の番組『ビバ!タカラジェンヌ』のパーソナリティを、2023(令和5)年3月までの43年間務めました。
番組では、宝塚歌劇団のスターらをゲストに迎え、インタビューや楽曲を交えながら、素顔のタカラジェンヌの魅力を伝えました。
小山さんは、阪神淡路大震災の直後の1995年6月から、神戸市議会議員を1期務め、議員在職中も番組への出演を続けました。