栄養士の資格を持つ落語家の桂ぽんぽ娘(ぽんぽこ)が、ラジオ番組『原田伸郎のびのび金ようび』(ラジオ関西)に出演。テレビ番組の料理自慢芸人対決にも出場する腕前を生かし、冷蔵庫のあまり野菜で作れる「玄米の焼き飯」のオリジナルレシピを紹介した。
ぽんぽ娘の子どもは最近、玄米にハマっているという。なんでも、玄米をもらったが精米しに行く時間がなかったためそのまま炊いたところ、気に入ったのだとか。一方のぽんぽ娘は「少し苦手」だそうで、あまった玄米を1人で消費する際に「玄米そのままで食べるよりも焼き飯として料理にしてしまおう」と考えたのが、レシピ考案のきっかけだと明かした。
炒める際に味つけをすることでカロリーは増えてしまうが、玄米が体に良いことは変わりない。それでいて玄米の風味が苦手な人も食べやすい味になっているとして、作り方を紹介した。
◆玄米の焼き飯
【材料】
・にんじん(1本)
・ちくわ(1袋)
・エリンギ(2本)
・にんにく少々
・卵(3個)
・玄米ご飯(お茶碗2杯分)
・カレー粉(スプーン2杯)
・塩少々
【作り方】
(1)にんじん、エリンギ、ちくわを細かく切って油で炒める。
(2)野菜に火が通ったら、にんにく、カレー粉、塩を加えて香りがでるまで炒める。
(3)香りがでたら玄米ご飯を加えて炒め、皿に移す。
(4)塩を入れた卵3つをかきまぜてフライパンでふわふわに焼き、焼き飯にのせたらできあがり。
今回使用した野菜は冷蔵庫のあまりものだそうで、使用する野菜はなんでも良いとのこと。カレー粉は焦がすと苦みが出てしまうため、注意が必要。
卵は玄米と一緒に炒めてもいいが、ぽんぽ娘によると「炒め具合が難しく、カスカスになったりベチャッとしてしまうことがある」という。そのため、今回は上にのせることにしたとのこと。ちなみに、玄米もダマになりやすく炒めるのが難しいそうで、「少しずつ水を足しながら根気よく炒めるのがコツ」とアドバイスした。
玄米特有の香ばしさが苦手な人も食べやすいだけでなく、冷蔵庫のあまり野菜を活用できる便利な1品となった。
◆桂ぽんぽ娘
吉本興業。東京出身の上方落語家。昭和女子大学短期大学部食物科学科卒。女性落語家としては珍しい「ピンク落語」が有名。栄養士の免許も取得し、笑いと栄養の両面から健康をテーマにした講演も行っている。
※ラジオ関西『原田伸郎のびのび金ようび』 2024年1月19日放送回より
【放送音声】2024年1月19日放送回