―――商品名は一般の人にも認知されていた?
【担当者】 「ヨーグルについてくる砂糖」という視覚的な認知度は高かったと思いますが、商品名にはあまり馴染みがないという人が多かったのではないでしょうか。
―――現在も販売を続けている? ニーズは?
【担当者】 現在はおもに、製パン・製菓メーカーの原料として業務用に販売しているものが多いほか、スポーツドリンクなどの粉末飲料にも使用されています。
家庭用製品としては「ヨーグルト用のお砂糖」を販売しており、1キロ・300グラムの小袋・スティック小分けタイプがあります。一部のスーパーや製菓材料店、ネット販売などで取り扱っています。
ちなみに、X(旧Twitter)などで「懐かしいモノ」として話題になることもありますね(笑)。
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ヨーグルトメーカー各社で長年にわたって採用されてきた「フロストシュガー」ですが、ヨーグルトの食べ方の多様化などを理由に、2010年代前半ごろから徐々に添付が廃止されるようになりました。
フロストシュガーは、ケーキをはじめとしたお菓子作りなどで自宅で使われることも多いのだそう。担当者によると、関東では「甘めの卵焼きにも便利!」という声も一部あるのだとか。
フロストシュガーのほかにも、今では見かけなくなった“懐かしの付属品”について調べてみると新たな発見があるかもしれませんね。
※ラジオ関西『Clip』2024年2月1日放送回より
(取材・文=濱田象太朗)