韓国アイドルがブームの火付け? Z世代注目のMBTI診断 今や就活に欠かせぬ「自己分析ツール」に | ラジトピ ラジオ関西トピックス

韓国アイドルがブームの火付け? Z世代注目のMBTI診断 今や就活に欠かせぬ「自己分析ツール」に

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 いまZ世代を中心に大人気な「MBTI診断」を知っていますか? 質問に答えると16種類の性格タイプに分類される診断です。元々アメリカで生まれた「マイヤーズ=ブリックス・タイプ診断」を略してMBTIと呼ばれています。世界中で50年以上使われている性格診断ですが、ここ数年で韓国アイドル達が注目。ブームとなり最近は日本でもトレンドワードとしてランクインするほどの人気ぶりをみせています。

 このMBTI診断、現在は就職活動などで自分がどのようなことに興味があり、どんな人間なのかを理解するために欠かせない存在となっています。近頃はアイドルのプロフィールにもMBTIの属性が掲載されており、この診断を行うことは当たり前の文化となってきつつあります。

 先述したように、MBTIの診断タイプは16種類ありますが、大きく「分析家」「外交官」「番人」「探検家」という4タイプに分けられます。ざっくり特徴を説明すると下記のような感じ。

【分析家】論理的思考が得意
【外交官】人と付き合うことが得意
【番人】ルールをしっかり守るタイプ
【探検型】好奇心旺盛

 自分がどのタイプなのかを知るため93個の質問に対して12分以内に回答します。診断結果からは「自身の性格」「得意なこと」「苦手なこと」がわかります。また、結果によって向いている職業なども自己分析できます。

 質問はいたって簡単で「注目の的になることが気にならない」「自分の行動についてあれこれ言わせない」などの問いに、全て“はい・いいえ”で答えられるものとなっています。あまり深く悩まず、直感で進めることがポイントです。

 MBTIをテーマにした恋愛タイプの紹介など、「MBTIあるある」といった動画も流行中。自己分析ができる診断……というと固いイメージですが、このような動画が注目されることで一般にも浸透しやすくなり柔和されている印象です。自身の診断結果を知った後は、「あるある」で共感し、楽しめます。

 一昔前の血液型占いや星座占いのような人気ぶりを見せるMBTI診断。とはいえ診断結果を全て鵜呑みにする必要はなく、あくまでも参考程度にとらえるのが良さそうです。

(文=弘松メイ)

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