1月21日から28日までの1週間に、兵庫県の定点医療機関で報告された新型コロナの感染者は1か所平均で10.56人で、前の週の1.15倍に増えました。10週連続で増えています。これは1日、兵庫県が公表したものです。定点医療機関198か所の報告を取りまとめたもので、感染者の数はあわせて2,091人でした。保健所別の感染者は1か所あたり、神戸=9.02人、芦屋=4.00人、伊丹=10.08人、宝塚=13.11人、加古川=17.07人、加東=14.08人、龍野=11.88人、赤穂=17.33人、中播磨=19.00人、豊岡=8.13人、朝来=7.67人、丹波=6.00人、洲本=11.13人、姫路=15.37人、尼崎=7.00人、西宮=3.86人、明石=8.18人となっています。
年代別では、0歳=0.33人、1-4歳=1.28人、5-9歳=1.94人、10-19歳=2.26人、20-29歳=0.57人、30-39歳=0.75人、40-49歳=0.86人、50-59歳=0.75人、60-69歳=0.61人、70-79歳=0.60人、80歳以上=0.61人です。一方、インフルエンザの感染者も前の週より増えて、1か所平均22.26人となりました。県内に17ある保健所のうち、姫路・明石・宝塚・加古川・赤穂・中播磨が警報レベルです。ここ5週間のインフルエンザ患者およそ1万6千人のうち、15歳未満の子どもが感染したのが全体の70%を占めています。