1月29日から2月4日までの1週間に、兵庫県の定点医療機関で報告された新型コロナの感染者は1か所平均で10.86人で、11週連続で増えています。これは8日、兵庫県が公表したものです。定点医療機関197か所の報告を取りまとめたもので、感染者の数はあわせて2,140人でした。保健所別の感染者は1か所あたり、神戸=8.73人、芦屋=7.33人、伊丹=9.50人、宝塚=13.00人、加古川=17.07人、加東=15.15人、龍野=13.75人、赤穂=9.40人、中播磨=14.50人、豊岡=10.38人、朝来=13.33人、丹波=12.20人、洲本=11.88人、姫路=13.53人、尼崎=7.53人、西宮=5.36人、明石=11.09人となっています。
年代別では、0歳=0.42人、1-4歳=1.30人、5-9歳=1.85人、10-19歳=2.24人、20-29歳=0.59人、30-39歳=0.99人、40-49歳=0.88人、50-59歳=0.74人、60-69歳=0.54人、70-79歳=0.60人、80歳以上=0.71人です。一方、インフルエンザの感染者も前の週より増えて、1か所平均25.99人となりました。県内に17ある保健所のうち、姫路・明石・宝塚・加古川・赤穂・中播磨が警報レベルです。ここ5週間のインフルエンザ患者およそ1万8千人のうち、15歳未満の子どもが感染したのが全体の75%を占めています。