一方、暑い日には、上がってしまった体温を下げるために人は大きく呼吸しようとします。その際に首や肩の筋肉がゆるみ、息を吐きやすいような体の状態になります。
首がゆるむことでのどの空間が広くなり、声が低く聞こえるのだと説明してくださいました。
なるほど。声が高くなったり低くなったりするのは、急な寒さや暑さを軽減させるための身体反射のひとつだと考えられるんですね。
そういえば、驚かされたときにも「ビックリした〜!」と声が高くなるし、足でなにかを踏んだときなんかも「痛ッッ!」と高い声が出ます。これらも筋肉がビクッと緊張した結果だったわけですね。
私は、冬の「寒ィイー!(高い声)」も、夏の「暑ぅぅぅう〜(低い声)」もほんまに嫌なんで、ちょうど良いトーンの声が身体から自然に出てくるような……。
「春が待ち遠しいです」
※ラジオ関西『バズろぅ!』2024年2月14日放送回より
(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)