宝塚市は、2024(令和6)年4月に、市制70周年を迎える。記念のロゴマークは、手塚作品のイメージから「火の鳥」が羽ばたく様子と、市を流れる武庫川を宝塚歌劇の大階段に見立てたデザインとなっており、市民の投票により決定した。
記念事業のひとつとして、4月20日に市内のだんじり19基のうち15基が一堂に集まる「宝塚だんじりパレード」が行われる。山崎市長は「宝塚にだんじりのイメージはないかもしれないが、ひとつひとつ素晴らしい芸術作品のようで、引く人の熱意もすばらしい。だんじりは地域のつながりを強くするもので、次世代につないでいきたい大切なもの」とした。
また、阪神競馬場があるのも宝塚市。4月7日にG1レース「桜花賞」が行われ、この日に「宝塚市制70周年記念レース」が予定されている。
さらに山崎市長は、70周年記念イベントの案として、宝塚らしいギネス記録への挑戦を挙げた。内容は現在調整中とした上で、「この1年間、70周年を市民みんなでお祝いしたい」と話した。
宝塚歌劇のイメージが強い宝塚市だが、市内には「宝塚温泉」「武田尾温泉」といった温泉、「中山寺」や「清荒神」などの神社仏閣もあり、JR福知山線の廃線跡はハイキングコースとして親しまれている。
観光するには「宝塚観光ガイドブック〜夢をさがしに、宝塚」が便利。「自然散策コース」や「観光プロムナードコース」などのモデルコースが紹介されている。山崎市長は「宝塚市は、住む人も、訪れる人も、幸せな気持ちになるまち。宝塚への愛ある皆さんと一緒に、市制70周年の機会に盛り上げ、輝く未来へつなげていきたい」と締めくくった。
※「崎」はたつさき。
※ラジオ関西『三上公也の朝は恋人』より