昭和の『ライター』いくつわかる? ロンソン、アドニス、Zippo…時代とともにトレンドがあった | ラジトピ ラジオ関西トピックス

昭和の『ライター』いくつわかる? ロンソン、アドニス、Zippo…時代とともにトレンドがあった

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―――1970年代以降に流行したライターは?

【担当者】 1970年代中頃になると、アメリカの文化を紹介する雑誌が多数発行されました。同時に、若者の間ではアメリカのファッションや雑貨品が注目されるようになり、その流れのなかでアメリカ製のZippoライターが大流行。それまで全然人気のなかったZippoが、突然市場の一番手となりました。

若者たちは、これまでに流行したダンヒルなどのきらびやかなライターではなく、アメリカンファッションの一部としてライターを使うようになりました。以降、現在に至るまでZippoライターの流行が続いています。

Zippoライター(提供:ペンギンライター)

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 現在は、アウトドアブームの影響もあり、昔からあるオイルマッチの需要が高まっているそうです。

 喫煙率の低下にともなって見る機会が少なくなってしまったライターですが、昭和の時代にはファッションの一部として楽しまれていたことが分かりました。自分では持ったことがない人も、幼いころにお父さんやおじいちゃんが使っていたライターを思い出してみると、当時のファッショントレンドが見えてくるかもしれませんね。

※ラジオ関西『Clip』2024年2月29日放送回より

(取材・文=濱田象太朗)

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