桃の節句『春桃会』池坊専好・次期家元が献華 「季節感重んじる、日本の文化を」京都・三十三間堂

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 埼玉県さいたま市と東京都武蔵野市の30代の女性は、京都にはたびたび訪れるが春桃会は初めてだったという。「2人とも華道を習っているので、献花が興味深かった。大きな雛飾りもあって、こうした豪華な桃の節句を過ごせるのが京都らしい。『ジェンダーレス』の波が押し寄せている時代だが、女性は“桃の節句”、男性は五月五日の“端午の節句”、そして七月七日は男女がめぐり合う“七夕”と、趣とロマン、季節感があり、日本の文化として守り伝えていきたい」と話した。

春桃会限定の“切り絵御朱印”もこの日授与された

有職雛と千手観音立像が並ぶのはこの日だけ
池坊京都支部による作品が本堂内に展示され奉納

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、毎年春桃会で恒例だった故・瀬戸内寂聴さんによる青空説法は開催されず、2020(令和2)年は法要と献華のみ行われていた。
 ただ、三十三間堂では広々とした回遊式庭園から本堂の舞台を見ることができ、“密”になることがないため、2021(令和3)年からは狂言や筑前琵琶、落語が奉納された。
 そして今年(2024年)は、ソプラノ歌手・雨谷麻世さんによる奉納コンサートが開かれ、澄んだ歌声は多くの参拝者を魅了した。

ソプラノ歌手・雨谷麻世さんによる奉納コンサート この舞台奥には1001体の千手観音像が
フランスから訪れた男性「本堂の長さに驚いた さらに荘厳な雰囲気に圧倒される」

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