接客業をしているリスナーは、クレーマーが乗り込んでくるという修羅場に何度か出くわしたことがあるのだそう。ほかの客も大勢いる真っ昼間、「お前のところの商品はどうなってんねん!」と怒鳴る人もいれば、閉店後1人で片付けをしていると閉じかけていたシャッターを開けて「店長おらんのか!」とやってくる人もおり、そのときは命の危機を感じたという。
「そんじょそこらの若者と違い、いくつもの修羅場をくぐり抜けて来ました」という56歳の男性リスナーもいた。20歳のころ、初恋の彼女と飲みに行ってほろ酔いになり、夜の砂浜でいい雰囲気になったリスナー。すると突然、ヤンキー軍団が奇声を上げながら打ち上げ花火で攻撃してきたという。
メールには、「逃げようとしましたが酔っている彼女は立てず、仕方なく背負って必死で逃げました。そのとき、悲劇が……。僕の肩から背中にかけて、彼女が盛大にリバース。それでも僕は必死で走り続けました。まさにあれは修羅場でした」とつづられており、青空は「ウォーキングデッドみたい」と表現した。
「修羅場なんて見たことがあるわけないでしょう! なぜなら女子と接する機会がそもそも少ないのだから」という自虐メールも寄せられたが、全体の意見を集計すると、修羅場に出くわしたことがある人は55.6%、ない人は44.4%となった。
(取材・文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip水曜日』2024年2月28日放送回より