これから暖かくなると、アクティブに活動する機会が増えてくる。サイクリングもその一つ。島根県内には多くのサイクリングコースがあり、西部に位置する益田市は100キロ走っても信号がゼロの「100ゼロの町」として、名を馳せている。
今回は県内のサイクリングコースを初心者から上級者向けにご紹介。
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まずは初心者向けコース。出雲エリアの「縁結び街道サイクリングコース」だ。松江市にある一畑電車「松江しんじ湖温泉駅」をスタートし宍道湖の北側を西へと進み、出雲大社~稲佐の浜を経て出雲市内をぐるっと回り、再び宍道湖の北側を進んで同駅まで戻る約87.9キロのルート。獲得標高は155メートル。
続いて中級者向けは石見エリアの「城下町のレトロな街並みライドコース」。益田市の萩・石見空港をスタートし、日本海側を一路西へ。山口県に入って阿武町を経て萩市の城下町でUターン。今度は、萩市から津和野町を経て萩・石見空港に戻る156.3キロのルート。獲得標高は1626メートル。津和野では「津和野温泉なごみの里」や「太鼓谷稲成神社」などのスポットも通る。
最後に上級者向けを。石見エリアの「世界遺産石見銀山コース」は大田市の久手海水浴場をスタートして南下。石見銀山を経て、浜田市の「地域交流プラザまんてん」でUターンし邑南町・川本町を経て久手海水浴場に戻る144.3キロのルート。獲得標高は2173メートル。
島根県内には「ご縁サイクルステーション」が設けられている。これは、サイクリング中に気軽に立ち寄れる施設。全施設で駐輪スペースや飲料水(水道水)の提供をおこなっており、トイレの使用も可能だ。
気候が良くなったらレンタサイクルを借りて、気軽に島根県を満喫するのもいいかもしれない。