【カーテン&床】自由な組合せ・屋外を演出できるカーペット・AI操作 最新トレンドを専門家に聞いた | ラジトピ ラジオ関西トピックス

【カーテン&床】自由な組合せ・屋外を演出できるカーペット・AI操作 最新トレンドを専門家に聞いた

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 部屋の中で面積を占める割合が多く、取り替えるだけで雰囲気をガラリと変えることができるカーテン。厚手のものにレースを合わせるのが一般的だが、最近では新たな組み合わせも注目されているという。カーテンとカーペットの専門家に「最新のトレンド」を聞いた。

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 最近は「カーテン&ロールスクリーン」や「カーテン&ブラインド」といった、昔は見なかった自由な組み合わせが増えている……と話すのは、オーダーカーテン・カーペットの専門店を営む『株式会社ウイズ』(兵庫県西宮市)代表取締役の二木栄一さん。たとえば、窓に近いところにロールカーテンを設置し、部屋側にレースカーテンをしつらえるのは「ロールスクリーンで光の調節をしつつ、レースカーテンでデザイン性を演出するという形の提案」なのだという。

ロールスクリーンとレースカーテンの組み合わせ
ロールスクリーンとレースカーテンの組み合わせ 中央は株式会社ウイズの代表取締役社長 二木栄一さん

 他にも注目されているのが電動式ブラインド。リモコンだけでなくスマホアプリでも動かすことができる。さらにはAIスピーカーと連動し「おはよう」と声を掛けるとブラインドが上がり、「おやすみ」で下がるといった機能を備えたものも登場しているという。

「すっきりとしたシンプルなデザインの家が多くなってきているため、テイストを損なわない“合わせやすいデザイン”が選ばれることが増えています。目隠し機能を果たすのはもちろんのこと、日差しの調節がシンプルにできるのも魅力です」(二木さん)

 1990年代以降、床はフローリングが普及してきた。だが、近頃はカーペットの機能性が見直されているのだとか。二木さんは「フローリングはほこりが舞いやすいというデメリットがありますが、カーペットを置くことで防ぐことができます。室内の環境を良くするということで見直され、採用されることが多くなっています」と説明した。

 汚してしまったときにその部分だけを洗えば済むという利点から、タイルカーペットの人気も根強いそうだ。

 室内でも外を歩いているように感じるおもしろいデザインもある。たとえば、中央に石畳モチーフ、周囲に苔や草、砂利のデザインを配置するものなど、店舗やオフィスの床に使われることが多いのだとか。

石畳モチーフのタイルカーペット
石畳モチーフのタイルカーペット

「カーテンやカーペットを通して、いろんなお客様の暮らしを豊かにしていきたい」と話した二木さん。家族や生活に合ったトレンドを住環境に取り入れることは、快適な日常につながるのかもしれない。

株式会社ウイズの代表取締役社長、二木栄一さん(写真左)、ラジオ関西パーソナリティの三上公也氏

※ラジオ関西『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2024年2月20日放送回より

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