キャプションには「真正面から母の姿をみたとき、きっとその美貌に全赤ちゃんが驚くことでしょう」とKikoさん。クスッと笑顔になる投稿に、多くのコメントが寄せられました。
「育児に疲れたタイミングでめちゃくちゃ笑いました!元気をありがとうございます」
「新しい視点の気付きをありがとうございます(笑)」
「2歳娘の寝起きの機嫌が最悪なのは、私が顔を近づけすぎているからか…それは不快だと反省しました(笑)」
「一気に心を掴まれました!」
投稿したママのKikoさん(@kiko.summerhascome)に話を聞きました。
ーー「赤ちゃんが見ている世界の再現」はとても斬新な発想ですが、なぜ再現したのでしょうか?
「スマホがふいにインカメラになっていたとき、自分って下から見るとこうなのかと驚愕したんです。生まれたときから自分(母)を無条件に愛し、求めてくれている赤ちゃんからは、果たしてどんな顔が見えているのだろうと思い、赤ちゃんから見える自分を再現してみようと思いました」
ーーたくさんのママから共感の声が集まりましたが、SNSの反響について、いかがでしょうか?
「明日の育児に、何の役にも立たない投稿だなと思いながら投稿しましたが、『単純に何も考えず笑えた』という反響を多くいただき、素直に嬉しく思いました」
ーーInstagramのプロフィールにある「赤裸々な、リアルな育児情報」「フォローすると気持ち育児が楽になる」という投稿をするようになったきっかけを教えてください。
「SNSの世界は、美しい部分や理想と思うような部分だけが切り取られていることが多いと思います。育児を経験し、実際は毎日地味で、ときに汚く雑で、疲れるものだと実感しました。『この人の家庭は、こんな育児をしているんだ、我が家はまだマシかも』くらいに、見ている方が感じてくれたらいいなと思っています」
ーー3歳と0歳のお子様の子育てをされているなかで、Kikoさんが大切にしていることを教えてください。
「家が多少汚くても、手の込んだご飯でなくても、子どもたちと楽しい時間を過ごせる余裕を持っていたいと思っています。また、私は働くママですが『Instagramでの発信』という、自分が好きでやりがいがあることを見つけ、日々励んでいます。その姿を見せることで、性別や年齢、ライフステージを理由に、何かを我慢したり制限したりする必要はないということを、間接的に伝えていけたらと思っています」
Instagram(@kiko.summerhascome)では、Kikoさんの「日本一赤裸々な育児」を見ることができます。
(取材・文=ANNA)