4)剃り込みやパンチパーマだけがヤンキーヘアではありません。ブリーチやドレッドヘアなどをしてきた先輩も、早々に薄くなりはじめたそう。なかでもM字部分の後退が早かったため、頭頂部の真ん中の毛を使ってモヒカン刈りにしていたそう。
さらにその上部分の髪にはパーマを当てたり、ブリーチをしたり。そうしていくうちに頭頂部もハゲてきてしまい、「今では全部なくなってしまいました」とのこと。
5)「リーゼントにかなりの剃り込みを入れていたからハゲた」と自己分析する人も。「今でもほんとに後悔してる」と言うてはりました。
しかし、剃り込みやパンチパーマ、ブリーチ、アイロンパーマなどをして髪や頭皮を酷使してきただけでなく、ドライヤーで熱しながらブラシで強く引っ張ったり、整髪料をベトベトに塗っていたことによる結果なんちゃうかなと……。
「男性ホルモンが強い人がヤンキーになる率が高かったのでは?」という説もあって。ヤンキーの先輩いわく、「男性ホルモンが強いとハゲやすいとも言われていますから、おのずとヤンキーがハゲやすい傾向にあったのでは」との分析でした。
現在のパーマ液やブリーチ液は刺激が少なくなっているため、昔ほど頭皮へのダメージは大きくないかもしれません。ヤンキーヘアをしたからといって絶対にハゲるとは言えませんが、今回の取材での高確率な結果には驚きを隠せませんでした。
最後に、ヤンキー先輩の方々からのメッセージです。
「今はええかもしれんけど、若気の至りでイキッたヘアスタイルをやりまくってたら、将来こんな風(ハゲ)になんど! 覚悟しいやぁ」
目と眉を細めて睨み、まるでヤンキー時代のような表情をして言うてはりました。
※ラジオ関西『バズろぅ!』2024年3月20日放送回より
(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)