スイス政府代表、マヌエル・サルチリ氏は「建設コストは上昇したが、デザインや予算は変更することなく計画通りに進んでいる」と話す。今年(2024年)10月までに建物部分の建設を終え、来年2月末に内装が完成する見込み。
工事はスイスの建設会社「ニュスリ」が受注。 ニュスリ社は大阪・関西万博で、スイスのほかにオーストリア、クウェート、ウズベキスタンの4か国のパビリオン建設も手掛ける。
今年(2024年)、日本とスイスの修好通商条約が締結されて160年。スイスは大阪・関西万博でのパビリオン出展へ向けたコミュニケーションプログラム「Vitality.Swiss」を通じて、気候変動、高齢化社会、グローバルヘルス、デジタルトランスフォーメーションといった日本と共通の課題に対して、未来へ向けた解決策を訴えている。
【魅惑のスイス スイス・イノベーションの魔法の球体 2025年大阪・関西万博 スイスパビリオン © FDFA/スイス連邦外務省】