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“おじさん“らミドルシニアのセカンドキャリアを応援するコミュニティーの取り組みと思い

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 50代・60代の、いわゆるミドルシニア世代のセカンドキャリアをサポートしようという取り組みがいま、行われています。

 その取り組みを進めているのが、その名も、『おじさん未来研究所』です。

一般社団法人おじさん未来研究所の理事・成田昌人さん

 同法人によると、50代・60代(=“おじさん世代”)にとってのライフやセカンドキャリアに関するデータを集積・研究・発信し、その世代の人々がさらに活躍する未来を創(つく)ることを目的としているといいます。

「“おじさん世代”がこれまで培ってきた知識、スキル、経験をいかし」、「生きがいを持って活躍し続け」、「各世代をさまざまな形で支える存在であり続ける社会をつくる」ために活動していると述べるのは、一般社団法人おじさん未来研究所の理事・成田昌人さん。

 同法人では、活動の一環として、セカンドキャリアを見つけるためのオンライン講座を開講。7回にわたって行われる「セカンドキャリア・ブートキャンプ」と名付けられた講座では、毎回出される宿題をこなしながら、3か月の期間内に受講生がさまざまなチャレンジを展開。それらを通じて、新たな一歩を踏み出すための意識改革を行っていくそうです。

「自分の強みというのに、意外と気づかない人が多い。他者からアドバイスをもらうことで、多角的に自分を見つめ直すいい機会になる」という成田さんは、「行動と失敗を実験と捉え、自らの資産として集積する姿勢」を重要視していると、この講座の意義について明かしていました。

 普段は金融機関のグループ会社で代表取締役社長を務める成田さん自身も、次のキャリアをどうするべきか悩んでいたそう。そのなかで、一般社団法人おじさん未来研究所の金澤美冬理事長と意をともにし、いまでは同法人の理事を務めています。

 “おじさん世代”がこれからの人生を楽しく生きていくためには、「いま働いている会社じゃない世界もどんどん知って、新しい知識も入れて、会社では培えなかった新しい世界を作っていく必要があると思った」と語ります。

『おじさん未来研究所』を通じて、モヤモヤした気持ちを抱えている“おじさん”やその世代の女性(成田さんいわく“オジサネーゼ”)たちにこの活動を広げていきたいという成田さんは、「我々“おじさん世代”が生き生きと元気に働いて、若い人たちともつながって、日本全体を盛り上げていければ」と、この活動への思いを述べていました。

※ラジオ関西『アスカツ!』2024年3月2日放送回より

一般社団法人おじさん未来研究所の理事・成田昌人さん(写真中央)、ラジオ関西『アスカツ!』パーソナリティーの中田仁之(同左)、西岡詩穂(同右)

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『アスカツ!』(ラジオ関西 毎週土曜午後8時30分~)
アスリートに特化したビジネススクール「Athletes Business United(R)(ABU)」学長の中田仁之とフェンシング元日本代表・2大会連続五輪出場選手である西岡詩穂がパーソナリティ。アスリートをゲストに迎えてさまざまなトークを展開する。
【番組公式X(旧:Twitter)】



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