栄養士の資格を持つ落語家の桂ぽんぽ娘(ぽんぽこ)が、ラジオ番組『原田伸郎のびのび金ようび』(ラジオ関西)に出演。テレビ番組の料理自慢芸人対決にも出場する腕前を生かし、「こんにゃくとベーコンの炒めもの」のオリジナルレシピを紹介した。
3月で終了を迎える当番組の放送も残りわずか。今回は番組内では珍しい、ぽんぽ娘の子どもの好物を使った料理を紹介した。普段は「苦手なものをなんとか食べられるように」と克服レシピを考案することが多かったが、今回は好物のこんにゃくを使ったレシピだという。
こんにゃくといえば、おでんやすき焼きなど、あっさりした和風の料理が多い。しかし今回は、食べざかりの娘のためにベーコンと合わせたガッツリ系の味つけに仕上がっているという。
「こんにゃくのくさみをしっかりとって、ベーコンのうまみがしみこむとお肉のようなおいしさになります」と魅力を語りつつ、作り方を紹介した。
◆こんにゃくとベーコンの炒めもの
【材料】
・じゃがいも(3個)
・こんにゃく(2分の1袋)
・ベーコン
・まいたけ(1パック)
・玉ねぎ(4分の1個)
・にんにくチューブ(小さじ1)
・バター(ひとかけら)
・めんつゆ
・ブラックペッパー
【作り方】
(1)じゃがいもは食べやすい大きさに切り、10分ほど水につけてアク抜きをする。アク抜き後は、ラップをして電子レンジで3分半加熱する。
(2)こんにゃくは、スプーンで食べやすい大きさにちぎる。まいたけは食べやすい大きさにほぐし、玉ねぎは細切り、ベーコンは食べやすい大きさに切る。
(3)フライパンに油をひき、こんにゃくを炒める。水分が出きったらじゃがいも、ベーコン、玉ねぎを入れ、火が通ったらまいたけを加えて炒める。
(4)にんにく、バター、めんつゆで味つけをして、最後にブラックペッパーを振ってできあがり。
じゃがいもはアク抜きをすることでデンプンが抜けてクセがなくなるので、「ひと手間かけてほしい」とのこと。
こんにゃくは、包丁で切るよりもちぎったほうが圧倒的に味がしみこみやすくなるという。炒めることで水分が出てくるため、キッチンペーパーなどで拭きとるとくさみがとれる。
めんつゆは、フライパンに2周まわしかける程度で。ベーコンやブラックペッパーの量は好みで決めてほしいとのこと。
バター、にんにく、ベーコンのガッツリ系の味つけとうまみで、いつもと違うこんにゃくのおいしさが味わえる一品だ。
◆桂ぽんぽ娘
吉本興業。東京出身の上方落語家。昭和女子大学短期大学部食物科学科卒。女性落語家としては珍しい「ピンク落語」が有名。栄養士の免許も取得し、笑いと栄養の両面から健康をテーマにした講演も行っている。
※ラジオ関西『原田伸郎のびのび金ようび』 2024年3月8日放送回より
【放送音声】2024年3月8日放送回