栄養士の資格を持つ落語家の桂ぽんぽ娘(ぽんぽこ)が、ラジオ番組『原田伸郎のびのび金ようび』(ラジオ関西)に出演。テレビ番組の料理自慢芸人対決にも出場する腕前を生かし、お弁当のおかずにぴったりな「カレー味の鶏スティック」のオリジナルレシピを紹介した。
新生活が近づいてきて、なにかと忙しい3月。そんな忙しさのせいなのか、酔っぱらってメイクポーチを丸ごとなくしてしまったというぽんぽ娘。放送後にもまだ仕事があったため、「このあと急いでメイク道具を用意しなければ」と嘆いていた。
ぽんぽ娘の子どもは4月から中学生で、中学校では毎日お弁当になるのだそう。そこで今回は、新生活に向けてお弁当にぴったりなレシピを紹介した。
レシピ紹介では、分量の適当さに「そんなに大ざっぱだからメイクポーチをなくすのでは?」とツッコまれるシーンもあったが、調味料は材料の大きさや作る人の好みによって調節されるもの。「紹介する分量を目安に、自分にとってのちょうどいい量を見極めてほしい」という言葉とともに、作り方を紹介した。
◆カレー味の鶏スティック
【材料】
・鶏むね肉(2分の1枚)
・塩
・カレー粉(大さじ2分の1)
・片栗粉(大さじ3)
・油
☆マヨソース
・マヨネーズ(大さじ3)
・すりおろしにんにく
・粉チーズ(2振り)
【作り方】
(1)観音開きにした鶏むね肉を、2〜3センチ幅のスティック状に切る。
(2)水分をとってから塩を振り、混ぜ合わせた片栗粉とカレー粉をまぶす。
(3)フライパンの深さ1センチ位まで油を入れて、揚げ焼きにする。その間にマヨソースの材料を混ぜておく。
(4)5分ほど両面がカリッとするまで揚げて、できあがり。
マヨソースには、粒マスタードやブラックペッパーなどでからさを足してもおいしい。ソースをつけた鶏スティックをサンドイッチ用食パンに挟みラップで包めば、お花見などのレジャーシーンにも便利。片手で食べやすいため、ビールのおつまみにもなる。
鶏むね肉を使用することで、鶏もも肉のから揚げなどと比べてカロリー控えめなのもポイント。ソースをつけても罪悪感なく食べられるうえに、片手で手軽に食べられる、春にぴったりの一品となった。
◆桂ぽんぽ娘
吉本興業。東京出身の上方落語家。昭和女子大学短期大学部食物科学科卒。女性落語家としては珍しい「ピンク落語」が有名。栄養士の免許も取得し、笑いと栄養の両面から健康をテーマにした講演も行っている。
※ラジオ関西『原田伸郎のびのび金ようび』 2024年3月15日放送回より
【放送音声】2024年3月15日放送回