やめたいと思っているのにまたやってしまった……。そんな、なかなか卒業できない習慣やクセがあるという人は多いのではないでしょうか。シンガーソングライターの近藤夏子さんが、自身の担当するラジオ番組で「なかなか卒業できないこと」を募集しました。
近藤さんが卒業できないのは、「すぐに泣いてしまうこと」。子どものころから泣き虫ですぐに泣いていたそうですが、大人になっても変わらないのだといいます。「『三つ子の魂百まで』ということわざの通り、子どものころからの性格なのでなかなか卒業できない」と、自身の性格であることを認めつつ向き合っていることを明かしました。
あるリスナーは転職前の会社の習慣から卒業できないそうで、「電話に出たときに前職の社名を口走ってしまう」というメッセージが寄せられました。これに対し、3月でラジオ関西を退社し転職することが決まっていた春名アナウンサー(ラジオ関西)は、「自分も『ラジオ関西の春名です』と言ってしまいそう」と共感を示しました。
別のリスナーからは、「卒業できないというか、卒業するつもりがないのが“現金”」というメッセージも。「お買い物の支払いはもちろんのこと、毎日決められた金額を貯金すると1年で6万円が貯められる貯金箱カレンダーに毎日小銭を入れている」とつづられており、キャッシュレス決済が進む世の中の流れに反し、現金主義を貫いているのだそう。
対照的だったのは、キャッシュレス派だという近藤さん。お買い物のほか、電車に乗る際の決済もすべてスマートフォンで行っており、財布を持ち歩かないこともあるのだとか。ただし、便利なキャッシュレスにも弱点はあるそうで、「スマートフォンの電源が切れたら『やっべ、なんにもできない!』ってなると思う」とも話しました。
別のリスナーが「卒業したくてもできない」のは、“婚活パーティー”。たまにカップルが成立することはあるものの、結婚にまでは至らずなかなか卒業できないそう。リスナーいわく「クセが強い人が多い」そうで、こんなエピソードが記されていました。
「この前出会ったのは、占い師をされている方。なにやら、僕には昔よく着ていたカーディガンの霊が憑(つ)いているらしく、『“もっと社交的な人に着てほしかった”という強い念を持っている』と言われました。なかなかいい人にめぐり会えません」
リスナーの婚活エピソードを聞いた近藤さんは、「私だったら『ネタをくれてありがとうございます!』ってなるけどねえ。お互い婚活頑張りましょうね」とエールを送りました。
ほかにも、「リバウンドを気にしているのにコンビニスイーツを卒業できない」「ガンプラを買うのですが、買ってしまうと満足してしまって作らず積みっぱなしなので、俗に言う“積みプラ”が卒業出来ません」など、さまざまなエピソードが寄せられました。
※ラジオ関西『Clip月曜日』2024年3月25日放送回より