“どこにあるねん”って言わないで!トリックアートが熱い兵庫・加東市は「何度来ても楽しい」岩根市長 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

“どこにあるねん”って言わないで!トリックアートが熱い兵庫・加東市は「何度来ても楽しい」岩根市長

LINEで送る

この記事の写真を見る(11枚)

 加東市では「加東だからこその教育」を打ち出し、市内の中学生が、プロのサッカー選手やバスケットボール選手らから指導を受ける「プロから学ぶ“かとう夢授業”」を行っている。卓球のオリンピック金メダリスト水谷隼さんや、箱根駅伝で7回の総合優勝に導いた青山学院大学陸上競技部監督の原晋さんの講演なども行われた。岩根市長は「子どもたちがどんどん伸びる時期に、プロの視点を入れて、夢を実現してもらいたい」と話した。

加東市で行われている「プロから学ぶ“かとう夢授業”」の様子(画像提供:加東市)
加東市で行われている「プロから学ぶ“かとう夢授業”」の様子(画像提供:加東市)

 加東市内には、2023年夏の高校野球甲子園大会まで3季連続出場した県立社高校があり、プロゴルファーの蟬川泰果選手も加東市出身。岩根市長は「加東には闘竜灘(とうりゅうなだ)があり、鯉のぼりも作っている。鯉が滝を登ると竜になる“登竜門”の語源にピッタリ。社高校も、蟬川プロも“登竜門”のような存在。夢を持って加東でステップアップして、羽ばたいていく。そんなまちになりつつある」と語った。

闘竜灘は飛び鮎の名所としても有名(画像提供:加東市)
闘竜灘は飛び鮎の名所としても有名(画像提供:加東市)

 その闘竜灘では、5月1日に鮎釣りが解禁される。5月3日には闘竜灘と五峰山光明寺を会場に「花まつり・鮎まつり」が、5月5日には国宝・朝光寺で「鬼追い踊り」が開催されるなど、歴史と伝統を感じられる催しも。

 秋の催し物も注目で、9月には加東市産の酒米・山田錦を使って作られた全国の日本酒が集まる「加東市“山田錦”乾杯まつり」が開かれている。岩根市長は「東は宮城県から西は山口県まで、全国から20の酒蔵に集まっていただいている。全国制覇のつもりで、全ての酒蔵の日本酒を味わってもらえたら」と話した。

毎年秋に開催される「加東市“山田錦”乾杯まつり」の様子(画像提供:加東市)
毎年秋に開催される「加東市“山田錦”乾杯まつり」の様子(画像提供:加東市)
「加東市“山田錦”乾杯まつり」には、加東市産山田錦で作られた全国20の酒蔵の日本酒が集まる(画像提供:加東市)
「加東市“山田錦”乾杯まつり」には、加東市産山田錦で作られた全国20の酒蔵の日本酒が集まる(画像提供:加東市)

 岩根市長は「“どこにあるねん加東市”と言われるほど、場所がわからないという声を多く聞く。一度来ていただけると楽しめて、またもう一度行こうと思えるまち。思った以上に住みやすく、思った以上に遊べる場所がたくさんある。本当に面白いまちなので、ぜひ一度来てみてほしい」と、締めくくった。
 
 ※ラジオ関西『三上公也の朝は恋人』2024年3月27日放送回より

LINEで送る

関連記事