神戸港では、リレーシンポジウムの一環として、この日「ウエステルダム」で40人が船内見学した。
久元市長は会見で、クルーズによる能登半島被災地の応援として、大阪大学の赤井伸郎教授(公共経済学)が中心となった「スマート・クルーズアカデミー」(大学生の洋上での人材育成教育プログラム)と全国クルーズ活性化会議が連携し、6月12日から研修クルーズを実施することを明かした。
また、8月には、神戸ポートターミナルで市民がクルーズに親しめるイベント「客船フェスタ」も企画、「こうした取り組みを、阪神・淡路大震災の被災地神戸から発信することで、北陸への観光や地元産品の購入など、全国の方々の思いが届くことを願っている」と抱負を語った。
※クルーズ船「ウエステルダム」は4月13日に横浜港を出港、神戸、高知、関門海峡、博多から日本海へ抜け、ソクチョ(韓国)、金沢、青森、函館を経由して4月27日に横浜港へ帰港予定(天候により変更の可能性もある)
※ラットガード~船舶が港に停泊する際、係留索(ロープ)からネズミの侵入を防止する器具