担当者さんは、「ステンレスにはサビや汚れから守ってくれるという特性もありますし、丈夫で耐久性も高いため、ラッシュ時なんかに多くの人が利用し混雑する駅などでは、『やはりシルバーのステンレスのほうが良い』と導入しているところもあります」と説明してくださいました。
今回わかったのは、ガラス張りの欄干が導入されているのに深い理由はなく、「流行りだから」ということ。「何か意味があるのでは!?」というのは、勝手な思い過ごしだったわけです。
しかし、メーカー担当者さんはこのように続けます。
「ガラスタイプやシルバーのパネルタイプなど、エスカレーターに注目していただけるのは、我々エスカレーターの企業として大変うれしく思います」
さらに、今後の展望についても教えてくれました。
「街のなかや施設にあるエスカレーターは、利用者の皆さんを安心安全かつ効率よく輸送するためにこれからも必要で、重要であり続けます。それに加え、今後は、エスカレーターが街の未来をデザインしていけるようにならなければならないと考えています」
メーカーさんのメッセージを聞き、思いに触れ、エスカレーターのこれからに注目していきたいと感じました。
※ラジオ関西『バズろぅ!』2024年4月20日放送回より
(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)