空海の“雨乞い祈祷”から1200年 義経が見初めた静御前の舞も“雨乞い”だった…京都・神泉苑 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

空海の“雨乞い祈祷”から1200年 義経が見初めた静御前の舞も“雨乞い”だった…京都・神泉苑

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 空海の雨乞いから350年あまり経った1182(寿永元)年、日照りが続いたため、後白河法皇が神泉苑の池で100人の僧に読経させたが効験がなかった。そこで100人の容顔美麗な白拍子(※)に舞わせ雨が降るよう祈らせたものの、99人まで効験がなかった。しかし静御前が舞うとたちまち黒雲が現れ、3日間雨が降り続いたという。
 今年も5月3日夕方、神泉苑祭で”静御前の舞”が奉納されるという。

※白拍子~平安末期から鎌倉時代にかけて流行した男装の歌舞、またはそれを舞う女性


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