東大阪の印刷関連企業 コロナを経て新機軸へ 脱炭素の取り組みを加速 女性経営者が考える未来 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

東大阪の印刷関連企業 コロナを経て新機軸へ 脱炭素の取り組みを加速 女性経営者が考える未来

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 大阪府東大阪市の印刷関連企業が今、脱炭素など環境に配慮したビジネスへの取り組みを加速させています。

 東大阪市でリサイクルトナーの製造やオフィス用品の販売など印刷関連事業を展開する、株式会社ディエスジャパン。代表取締役社長の北條陽子さんは、新たな取り組みへのきっかけは、新型コロナウイルス感染拡大だったといいます。

株式会社ディエスジャパン代表取締役社長の北條陽子さん

 コロナの影響もあって印刷使用量の低下が進むとともに、昨今、様々なものが電子化されていくなかで、「印刷事業を主軸にしている今、このままだと会社の将来が危ぶまれる」と、新たな経営軸を増やすことに着手します。

 同社は以前から環境に配慮した製品の販売やサービスを行っていたそうですが、環境配慮ビジネス事業の拡大を決意。そのため、コロナ禍の3年間では、環境配慮に関係する人や企業との接点を増やしていたという北條さん。その1つが、社会貢献活動に積極的な、同じ東大阪を拠点とするサッカー・Jリーグクラブ、FC大阪との連係です。

「FC大阪が開催するセミナーを受けて、そのときのテーマが『脱炭素』についてだったんです。もともと自社で廃棄プラスチック製品のリサイクルを手掛けていたこともあり、これ(自社の事業)と脱炭素化をつなげられないかと。そもそも脱炭素やSDGsという難しい言葉をみんな理解しているのか……たぶん知らない、分からない人もいるので、それを私たちが分かりやすく通訳して(環境配慮に取り組めるよう)伴走していくビジネスができないかと考えました」(北條さん)

 これを機に、同社はいま、東大阪を中心に中小零細企業を対象として、脱炭素化の推進や情報発信といった新たなビジネスを進めています。

 北條さんは今後の展望について、「コロナ禍をきっかけに脱炭素に関する取り組みを知り、いろんな人との出会いと協力があって今がある。こういう流れを社内でも作りたくて、今は社内で権限委譲という言葉をあえて使うようにしています。『一人の社員』としてカウントするのではなく『一人ベンチャー企業』が300社集まっている大きなグループ企業のようなイメージで、私がどうしたいかではなく皆がどうしたいかを大切にできる企業を目指したい」と語っていました。

※ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2024年4月15日放送回より ゲスト出演者=株式会社ディエスジャパン代表取締役社長・北條陽子さん、株式会社ディエスロジコ経営企画室課長・植山宏治さん

株式会社ディエスジャパン代表取締役社長・北條陽子さん(右)と、株式会社ディエスロジコ経営企画室課長・植山宏治さん
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