もちろん、家族をあらわして掲げてもいいですし、子どもが生まれるたびに黄色やピンクとかの小さなこいのぼりを増やしてもいい。
それに、家族事情というのはさまざま。国際結婚をして旦那さんが外国人だから、鯉やなくて海外にいる魚のデザインにしたり、お父さんお母さんが共働きのため「2人で大黒柱」という意味合いで黒と赤の鯉を同じサイズにしたり。さらには、「うちは女の子ばっかりやねん」と、ラブリーな色の小さなこいのぼりをズラーッと並べたり、本当にさまざまなんです。
最後に、担当者さんは「こいのぼりは時代とともに変化していますし、意味合いやルールはそれぞれの家族で決めればいいんです」と話してくれました。
「なるほど!」と思いながら、帰り道にある、大きなこいのぼりを飾っているおうちを見て思いました。
変わらないのは、子どもの未来の幸せを願う親の気持ちですよね。
※ラジオ関西『バズろぅ!』2024年5月4日放送回より
(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)