「空飛ぶクルマ」ポスト大阪・関西万博の観光、災害時インフラ…パソナ、淡路島で飛行実験の意味は? | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「空飛ぶクルマ」ポスト大阪・関西万博の観光、災害時インフラ…パソナ、淡路島で飛行実験の意味は?

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視察した斎藤元彦・兵庫県知事は「観光のみならず物流や医療、地域のインフラを含めて、淡路島で実証実験を続けていくことが一つのモデルになる」と話し、空飛ぶクルマの可能性に期待を寄せた。
 兵庫県は、かねてからドローンの実証実験を進めていることもあり、「空飛ぶクルマ」を社会が受け入れる環境を整え、事業開発に向けた支援も行う。

スカイドライブ×兵庫県「空飛ぶクルマ」の実用化に向けた連携協定締結式 中央に兵庫県・斎藤知事、スカイドライブ・福澤CEO<2023年1月24日 神戸市中央区>

 スカイドライブの福沢知浩・最高経営責任者(CEO)は、「関西、とりわけ瀬戸内海一帯は景色も良く、気候も温暖。しかし離島を結ぶアクセスに乏しく、空を使った交通手段は大きな魅力となる」と、淡路島を含む兵庫の地域性の特色を踏まえ、万博閉幕後も見すえた「空飛ぶクルマ」の需要の高さを強調している。

パソナグループ WellBeing本部の園田雅さん 自身も淡路島に居住、淡路島のポテンシャルを日々感じている

 パソナグループ・WellBeing本部の園田雅さんは、「大阪・関西万博をきっかけに、こうした取り組みが、淡路島での観光振興につながる」と話す。コロナ禍が落ち着き、インバウンド観光客も増加。淡路島や瀬戸内は、“ポスト万博”でも観光地としてのポテンシャルに期待できる。
 同社は今後、ウェルビーイング(※2)をテーマにしたリゾートホテルの建設などを計画している。さらに多くの観光客誘致のため、神姫バス(本社・兵庫県姫路市)や西日本JRバス(大阪市)、本四海峡バス(神戸市)などと連携して、空港や駅から淡路島への直通バス増便を視野に入れるという。

※1 イーハン(EHang)社製機体~EH216 定員2名、航続距離30キロ、重量430キロ、最高速度130キロ
※2 ウェルビーイング~ 身体的、精神的、社会的、経済的に良好で満たされた状態

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パソナグループ 大阪・関西万博パビリオン『PASONA NATUREVERSE』心臓(いのち)の螺旋(らせん)~アンモナイトからiPS心臓まで~※画像提供・パソナグループ
パソナグループ・南部靖之代表「パビリオンに鉄腕アトムがやって来ます!“いのち”の大切さを伝えに」

 パソナグループが出展する大阪・関西万博パビリオン「PASONA NATUREVERSE(パソナ・ネイチャーバース)」と名付けられた。NatureとUniverseの合成語。建築家・板坂諭氏がデザインを担当した。
 2023年秋の着工から半年経ち、約4割が仕上がっているという(2024年4月現在)。“いのちありがとう”というテーマのもと、生命の誕生から現在まで、“いのち”を繋いできた私たちの心臓について考える。
 敷地面積は約3500平方メートル、延床面積約2300平方メートル。鉄骨造り・2階建て。2024年11月完成予定。
 

パソナグループ『PASONA NATUREVERSE』構造体パース ※画像提供・パソナグループ
「生命進化の樹」イメージ ※画像提供・パソナグループ

 iPS細胞による再生医療の第一人者である大阪大学名誉教授・澤芳樹氏をエグゼクティブプロデューサーに迎え、“いのちの象徴”である心臓を作り上げるiPS心筋シートなどの最新テクノロジー「からだ・こころ・きずな」をテーマに、展示内容の詳細やパビリオンの取り組みを随時発表する。

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