wacci橋口 『薬屋のひとりごと』ED曲に込めた思い 「“愛は薬”という言葉が一番に出てきた」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

wacci橋口 『薬屋のひとりごと』ED曲に込めた思い 「“愛は薬”という言葉が一番に出てきた」

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 DJ KOOがパーソナリティーを務めるラジオ番組に、5人組バンド・wacciの橋口洋平と因幡始が出演。アニメ『薬屋のひとりごと』(日本テレビ系)EDテーマとなった、楽曲『愛は薬』に込めた思いを語ったほか、プライベートの過ごし方も明かした。

wacciの橋口洋平(写真中央)、因幡始(同左)、DJ KOO(同右)

 wacciは、聞く人すべての暮らしのなかにそっと入り込んでいけるようなPOPSを作るべく結成した男性5人組バンド。2009年の結成以来、さまざまなアニメ・ドラマのテーマソングを担当しており、今年の2月には、アニメ『薬屋のひとりごと』(日本テレビ系)EDテーマである『愛は薬』をリリースしている。

『愛は薬』は、『薬屋のひとりごと』のために書き下ろされた楽曲。「脚本を読んだうえでアニメに寄り添いつつ、wacciのシングル曲として、アニメを観ていない人にも届くような歌にするためにキーワードはどうしようかと考えたときに、『愛は薬』というフレーズが一番に出てきた」と明かしたのは、作詞作曲を担当する橋口。本楽曲の制作について、このように語った。

「誰かから見守ってもらえている、気にかけてもらえている。そんなありがたみって、普通に生きていると忘れがちじゃないですか。それを改めて思い出して感謝を伝えられるような歌になれば、という思いを込めました。当たり前に注いでもらえる誰かからの愛情に気づけたとき、自分の苦しみや悩みがちっぽけに感じられたり、癒されたりする。誰かの『大丈夫』が沁みたりする。そういう愛こそが薬なんじゃないかと」(橋口)

 放送では、ゲスト2人の休みの過ごし方について触れるシーンもみられた。インドア派だという因幡は、休日はもっぱら散歩をするかかNetflixを観て過ごすことが多いという。直近のお気に入り作品に、Netflix日本オリジナルの、大相撲がテーマの映画『サンクチュアリ -聖域-』を挙げた。

 同作品を観たあとに両国国技館を訪れる機会があり、「聖地巡礼ができた」のだとか。「力士用の車椅子やトイレはサイズが大きい」という話をしているうちに、「トイレで思い出したんですけど……」と、こんなエピソードも明かしてくれた。

「スペシャルライブ『LIVE SDD』に出演したとき、大阪城ホールのバックヤードにあるトイレでスマホを拾ったのでスタッフに届けたら、そのスマホがDJ KOOさんのだったんですよ! 『あのDJ KOOのスマホを触った! やべえ!』と感動したのを覚えています(笑)」(因幡)

 スマホの落とし主であるDJ KOOは、「ありがとう! そうだったんだ!」と驚きつつも感謝を述べた。

 一連の流れを聞いていた橋口は、「今のエピソードに敵わないので、僕の休日の過ごし方はもういいじゃないですか……」と苦笑していた。

 wacciは、今年6月に配信ライブを予定しているほか、8月からは、同バンドのホールツアー史上最大規模となる全国8都市、9会場を巡るツアーの開催が決定している。

 番組の最後、2人はそれぞれこのようにメッセージを送った。

「とにかく本当にまっすぐに、皆さんの日常に寄り添えるような曲を作っていきたいですし、ライブも『明日から頑張るぞ』と思ってもらえるような時間にしたいと思っているので、ぜひライブに来てみてください」(橋口)

「サウンドのアレンジ担当として、wacciの世界観をより広げられるよう頑張っていきますので、ぜひ僕たちの音楽を聴いてもらえたらうれしいです」(因幡)

※ラジオ関西『DJ KOO×REBOOT THE WORLD』2024年4月27日放送回より

wacciの橋口洋平(写真右)、因幡始(同左)、DJ KOO(同中央)
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