このたび、環境・省エネに特化したエンジニアリング会社の代表取締役社長がラジオ番組にゲスト出演。会社に対する思いについて語りました。
2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、注目を集めているエネルギー業界。そのなかで、早くから取り組みを続けてきたというテスホールディングス株式会社(大阪市淀川区)は、「再生可能エネルギーの主力電源化」「省エネルギーの徹底」「エネルギーのスマート化」の3つの事業領域に注力することで、世界的なエネルギー脱炭素化に貢献し、SDGsの実現を目指しているそうです。
同社について「ひと言でいうと、地球を守るドクター」というのは、代表取締役社長の山本一樹さん。「いま、地球の温度はどんどん上がってきていて、過去10年間で1番高い。これ以上、温度が上がらないように、地球を守っていこうとしている会社」と述べたうえで、「人間にも、風邪をひく前には微熱があったり、のどがイガイガしたり、体の節々が痛くなってくる。それをそのまま放っておくと寝込んでしまうもの。微熱の症状と同じで、地球温暖化も早期に見つけて治療していくことが大切」と持論を展開しながら、自社の取り組みを説明します。
いまやトップとして陣頭指揮をとる山本さんですが、入社のきっかけについて、「(同社の)創業者が関西大学の準硬式野球部の大先輩。ある日突然、監督から『テスという会社の説明会に行ってくれ』と言われたが、『ステーキを食わせてくれるらしいぞ』という誘い文句に釣られて行きました(笑)」と意外な経緯を吐露。
それでも、「バブルが弾けて景気に影響が出る前だったので、工場をまだまだたくさん作り、経済が成長していくような時代だったが、当時の社長は、『これから必ず省エネの時代が来るから、エネルギーはしっかりと使わないと枯渇する』と熱弁されていて……」と、社長の言葉に心を動かされたことから入社を決意したそうです。
新卒採用1期生として入社したため、さみしさも感じたそうですが、「先輩社員に朝から晩までつきっきりで教育していただいたり、当時の社長の運転手をしたり……。いろいろなお仕事をさせてもらいました」とコメント。「当時の貴重な経験が社長となったいまに生かされている」と振り返りました。
「社長になって2年。まだまだ若輩者なので、日々勉強だと思っている」と、謙虚な姿勢で話す山本さん。
「入社してから30年以上、ずっとテスで育ってきた。入社時は従業員60人、売り上げは27億円だった会社が、いまでは、従業員は約370人、 売り上げも300億円ほどになっている。会社とともに成長をさせてもらったという思いが強いので、もっともっと良くしていきたい」と、言葉に力を込めました。
ラジオ番組のなかで、山本さんは「人も会社も立ち止まったら衰退がはじまる」「批判をするなら批判だけじゃダメ。批判するなら、提案と一緒に持ってきなさい」「楽な道と苦しい道があったら、茨の道を選んでいこう」など、創業者である現会長から学んだこと・教えてもらったことを、どんどん伝えていきたいと熱弁していました。
※ラジオ関西『アスカツ!』2024年4月27日放送回より
☆☆☆☆☆
『アスカツ!』(ラジオ関西 毎週土曜午後8時30分~)
アスリートに特化したビジネススクール「Athletes Business United(R)(ABU)」学長の中田仁之とフェンシング元日本代表・2大会連続五輪出場選手である西岡詩穂がパーソナリティー。アスリートをゲストに迎えてさまざまなトークを展開する。
【番組公式X(旧:Twitter)】
今夜のアスカツは東証一部上場企業の経営者が出演します!
— アスカツ! (@asukatsu_abu) April 27, 2024
新卒1期生として入社し「会社と一緒に成長してきた」と話すテスホールディングス株式会社の山本社長。
ゲストが選ぶ挿入歌は「関大マグマ」の理由とは?
アスカツ! ラジオ関西 2024/4/27(土) 20:30-21:00 https://t.co/gOWEXmLrTo #radiko