新学期や新年度といえば、心機一転、イメチェンをしてみたくなる季節ではないでしょうか。そんなイメチェンは、成功があれば失敗してしまうことも……。
シンガーソングライターの近藤夏子さんとラジオDJのタケモトコウジさんが担当するラジオ番組で、「イメチェン」についてのメッセージを募集しました。
最も多かったのは、「髪型を変えた」というメッセージ。あるリスナーは、「大学に入学してから、初めて迎えたゴールデンウィーク。大学デビューで、茶髪に染めました! ただ、色落ちという現象を知らなかった当時の僕。どんどん色が明るくなっていき、夏休みの帰省で親に『ライオンみたい』と言われ、おとなしく黒に戻しました(笑)」と、思いきってイメチェンしたものの長続きしなかったのだそう。
社会人になる際、憧れのパーマをあてた男性リスナーも。ところが、「淡いピンク系のシャツを着ていたこともありますが、見事におばさん(のような髪型)になって、恥ずかしい思いをした」のだとか。自身の想像するヘアスタイルにならなかったこともあり、以降、ヘアセットはせずストレートで、服装も地味なものにしているのだといいます。
「キムタクのような長髪にしたくて髪を伸ばしていたこともありましたが、少し伸びたころに鏡を見たところ『引くほど気持ちわる!』と思い、肩につく前にバッサリ切ってもらいました」という人もいました。メッセージは、「長髪が似合う人もいらっしゃいますが、『やっぱり男子は短髪だよな』と再認識しましたね」と続いていました。
このエピソードには、パーソナリティーの近藤さんも共感した様子。「キムタクの長髪はいいよね! ロンバケのときのキムタクはめっちゃかっこよかった!」と、1996年放送のドラマ『ロングバケーション』(フジテレビ系)での木村拓哉さんの長髪を、「誰しもが憧れた」と振り返りました。
失敗談が数多く集まりましたが、もちろん、成功エピソードも。
「一昨年、5年ぶりに恋をして別れたタイミングでショートカットにしました。そこから化粧や服装も変えて、自分に似合うおしゃれを考えることが楽しくなり、大人としてイメチェンができたのではないかと思っています」
髪型のほかにも、イメチェンエピソードは寄せられました。
中学から高校2年生のころまで、現在よりも50キロ以上太っていたというリスナー。「これじゃあかん」という思いから運動をはじめようと考えていたところ、保健室の先生にすすめられて女子相撲をはじめたのだそう。
「“相撲は太る”というイメージがあると思うのですが、動いたりトレーニングなどもあるので、1か月で30キロは痩せました! 周りの人たちからすごくびっくりされて、『痩せてかわいくなった』と言われました!」と、大幅なダイエットによるイメチェンを成功させたそうです。
イメチェンに失敗はつきものですが、失敗を繰り返して自分のスタイルを見つけるなど、思いきったイメチェンが成功することもあるのかもしれません。
※ラジオ関西『Clip月曜日』2024年4月15日放送回より