タレントでドラァグクイーンのサマンサ・アナンサが、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組で、ドラァグクイーン間の交流について語った。
以前はドラァグクイーン同士で集まることもよくあったが、最近は少なくなったと語るサマンサ。そんななかでも、東京に比べると関西のほうが仕事以外の日常でも食事をする機会が多いのだそう。
東京や大阪などで仕事があるときには「〇〇ちゃん元気?」と声をかけるものの、サマンサ自身は「友人が少ない」という。そのため、多くのドラァグクイーンが集まる大きなイベントなどで交流を深めているそう。
そんなドラァグクイーンは、全国各地で活躍している。北海道のハイビスカス江に、東京の枝豆順子、チョモランマルナ子。名古屋のアンジェリカ、静岡の加藤アゴミサイル、沖縄からはグランなどの名前が挙がった。
同じくパーソナリティーを務めるインスタグラマー・ウラリエは、ドラァグクイーンたちの多種多彩な名前に「センスありすぎません?」と驚きを隠せない様子。しかし、サマンサは「センスがあるかどうかはわからないし、放送出来ない名前もいっぱいある」と苦笑。
ネーミングセンスとしては、アキコカーダシアンとニーハオオシャミの2人が推しであるものの、「名前の由来を掘り下げることには危機感を覚える」とサマンサ。ラジオ番組では放送出来ないエピソードなどもありそうだ。
ちなみにドラァグクイーンは、仲間内では上下関係なく「さん」づけで呼び合うことが多いのだとか。
メディア露出の多いドラァグクイーンもいるが、「いわゆる“現場”といわれているイベントやショーに毎週のように出演している人のほうが、本質的にドラァグクイーンをしていると思う」と持論を展開したサマンサ。
自身もテレビやラジオなど活躍の場を広げているものの「自分はまだまだ」と考えているそうで、「関西では神戸のイルローザが最も勢いを感じる」と本音を明かした。
※ラジオ関西「Clip金曜日」2024年5月31日放送回より