意中の彼と何度かデートを重ね、とうとう告白しようと決意したリスナー。全室スイート&オーシャンビューのホテルを予約し、オプションで風呂にバラの花びらを浮かべて、シャンパンを準備。最高の夜景が見えるなか、準備万端でスタンバイしたが、待てど暮らせど彼は約束の時間になっても現れなかったのだそう。
5時間待たされ、風呂に浮かべたバラの花びらも元気がなくなったころ、「友だちと遊んでたら遅くなった」というセリフとともにようやく現れたが、そのころには恋心も薄れてしまっていた。メールは、「それ以降、恋をすることなく過ごしています」という悲しい文章で締めくくられていた。
「4年間交際していた相手が多額の借金をしていたことがわかった」というリスナーからもメールが寄せられた。相手が借金をしていることを知ったリスナーは、「なにか自分にできることがあるのなら」という思いで詳しく話を聞いたところ、なんと、翌日から音信不通に。LINEをブロックしたり、着信拒否したりするわけではなく既読無視をする相手に、「見てるなら返信せえよ!」と怒りたかったというリスナー。
「長く(一緒に過ごして)いたので私物も向こうの家にあり、『話し合いなどはもういいから荷物を返して』と再三連絡しましたが、既読無視。ほんとにいろいろな人がいるんやな、と思いました」
なんとも複雑な表情を浮かべたウラリエに対し、サマンサは「スタンプでもいいからリアクションしてほしい」と怒りをあらわにしていた。
ほかにも、「アメリカ留学に行き、太って帰って来たら『ドラえもんみたい』と言われて振られた」「誕生日にお泊まりデートをしたら、宿泊先がラブホテルだった」「仕事を急に辞めて、半年間ニートとして我が家に居候された」など、バリエーションに富んだ恋愛話が集まった。
(取材・文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip金曜日』2024年6月7日放送回より