お笑いコンビ・はるかぜに告ぐがパーソナリティーを務めるラジオ番組で、リスナーから“持論”を募集。自分だけのこだわりや信条、心の叫びなど、独自の目線から生まれたさまざまな声が寄せられた。
最初に紹介された持論は、「『何食べる?』という質問に『なんでもいいよ』と返す人は、実は何でも良くない」というもの。その真意は、「なんでもいいよと言いつつ、提案にはイエスともノーとも答えないなら、自分の満足する提案をされるまで待っているだけだと疑われても仕方がない」とのこと。
続いては、「ラーメンの麺かためを注文するのは、通ぶってカッコつけているだけ」という持論。このリスナーによると、店側が提供するメニューを注文するなら、お店の人が考えるベストなゆで加減で食べた方がおいしいに違いないという。
また、「お茶パック、規定の水の量の2倍は味が出る」という持論を寄せるリスナーも。この持論には、はるかぜに告ぐの2人も共感。「確かに、お茶パックはめっちゃ出るし、とても1回用とは思えない」(一色といろ)、「もったいないもんね」(とんず)。しかし、お茶パックを長時間かけて規定量以上の水で出した場合、お茶の成分が過剰に抽出され、苦味や渋味が強くなるという意見もあるようだ。
一方、「部屋が汚い人、朝ごはんを食べない」という持論については、とんずが分析。朝食を食べることも部屋を掃除することも、生活を送る上で必要不可欠ではない“サブの行為”であるため、怠惰な性格の人にとってはどちらもまとめて“生きる上でのスタメンの行為”から外れてしまうのではないか……と考察していた。
今回、番組の中でベスト“持論”に選ばれたのは、「けんかするほど仲が良いと言うけれど、絶対にけんかしない方が仲がいい」という持論。
関西人にとって、親しい間柄の相手とのけんかは「漫才みたいなもん」だと、とんず。ただし、家族間はさておき、友人との間で起こるけんかはストレスにしかならないので、仲良く平和なやり取りを続けられるのが仲の良い関係だといえるのではないか、と経験を踏まえて語った。
※ラジオ関西『Clip火曜日』2024年5月21日放送回より