沙羅双樹見ごろ 古刹・應聖寺「1日だけ咲くナツツバキ、”はかなさ”を感じて…」兵庫・福崎町 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

沙羅双樹見ごろ 古刹・應聖寺「1日だけ咲くナツツバキ、”はかなさ”を感じて…」兵庫・福崎町

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 應聖寺では6月22日(土)10時~14時(受付・境内は17時まで)、茶室「不動庵」で茶会を開く(予約不要)。沙羅や名勝庭園のキョウカノコ、シモツケ、ユウゼンギク等の花々が楽しめる。

「名勝應聖寺庭園(兵庫県指定文化財)」沙羅の季節には、セッコク、サツキ、キョウカノコ、ハンゲショウなど初夏の花々が咲く ※撮影・ラジオ関西コンテンツニュース部
座敷から眺める名勝庭園に時を忘れる

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 應聖寺には1000種以上の植物が育っている。四季折々の花々を見てほしいという思いから出来るだけ手を入れず自然な姿を残している。春には桜、秋にはシオン(紫菀=十五夜草)、ホトトギス、タカノハ(鷹の羽)、ススキ、ムラサキシキブ、コムラサキ、さらに11月に秋が深まれば、ツワブキ(艶蕗)、カイノキ(楷樹)の紅葉、12月初旬にはセンリョウ・マンリョウが色づき、全山がモミジの錦に包まれる。

銘菓「沙羅」(画像・手前)は應聖寺先代、桑谷祐廣住職が考案、姫路の老舗・杵屋から販売され、この季節には応聖寺でも購入できる
沙羅の寺 應聖寺

◆妙見山應聖寺(みょうけんざん・おうしょうじ)兵庫県神崎郡福崎町高岡にある天台宗の寺院。飛鳥時代の白雉年間、1300余年前に天竺の高僧・法道仙人によって開基されたと伝えられている。鎌倉時代、播磨国は有力御家人の梶原景時の所領を経て小山氏の領地となり、應聖寺は代々播磨国守護職の祈願所として発展。関西花の寺二十五霊場八番、播州薬師霊場第十三番札所。「名勝應聖寺庭園」は兵庫県指定文化財。

應聖寺、圧巻の4K撮影動画(映像提供・應聖寺)

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【ニュースの景色】はこちらをクリック ♯44 沙羅双樹の“はかなさ”~1日だけ咲くナツツバキ 兵庫・福崎町 應聖寺」

應聖寺 オフィシャルホームページ

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