そして、「日本に滞在するパビリオンスタッフのビザや雇用契約、(万博会場内の)キャッシュレス化による工夫など、これから急ピッチで準備を進める」と、当面の課題を挙げた。参加各国にとって、パビリオン完成がゴールではなく、運営面でさまざまな“宿題”が待っている。
そして、3月に建設現場で起きたメタンガスが原因とされる爆発事故について、万博を運営する日本国際博覧会協会から改めて説明を受けたシヴァク副代表は、「人工島での開催ということもあり、平地と比べて危険性が高いと思うが、ガス濃度のチェック体制などの対応を聞き、日本の安全対策の厳密さを信じたい」と話した。