ドラァグクイーンのサマンサ・アナンサとインスタグラマーのウラリエが金曜日にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-金午後1時~)で、「夏を感じる瞬間」をテーマにメール募集を行った。
リスナーからは、「街中の人々が手持ち扇風機を持ち始めたとき(に夏を感じる)」という意見が寄せられた。リスナーにとって、手持ち扇風機は夏には手放せないアイテムだが、サマンサは「持って立っている姿があまりオシャレではない」という考えから使用していないという。
一方のウラリエは愛用しているものの、「充電するのを忘れたらただのプラスチックなんで」とコメント。サマンサはすかさず、「そらそうやわ」とつぶやいていた。
「花火大会のお知らせを見ると夏だと感じます」という意見もあった。「お2人は今年、どこかの花火大会へ行かれる予定はありますか?」というリスナーからの質問に対し、サマンサは「すでに行った」と回答。知り合いがMCをしているイベントに遊びに行き、そこで花火が打ちあがったのだという。
同イベントには昨年も参加したが、そのときは花火よりも「花火師がイケメンだった」という印象が強かったという。今年も同じ花火師がいて興奮したそうで、「また違った花火をぶち上げてもらいたい。『しだれ柳~』とか、『た~まや~』って」というサマンサの言葉に、ウラリエは爆笑していた。
さらに、「カンカンの太陽に照らされてやけたアスファルトと、排気ガスの匂いをかいだとき」という声も寄せられた。
学生のころ、夏休み限定でアドベンチャーワールドでアルバイトをしていたというリスナー。そこで同じくバイトをしていた女性がタイプだったそうで、「ちょっと汗ばんだ姿を見て、いろいろ元気になっていた」という。
続いて書かれていた「超奥手だった僕は何ひとつアクションを起こすことができず、夏休みが終わりました」という文章を読み上げたサマンサは、笑いながら「なにも事件にならなくてよかった」とコメントしていた。
サマンサが夏を感じるのは、「街中でココナツ系の香りがしてきたとき」。最近はヘアオイルやリップクリームなど、さまざまなアイテムに使われているイメージがあるが、サマンサいわく、特にビーチサイドに行ったときにココナツ系の香りがするのだとか。
リスナーからはほかにも、「『冷やし中華はじめました』の看板を見たとき」「蚊取り線香の香りに包まれて寝るとき」「水出しコーヒーポットを戸棚の奥から出したとき」「水色と白のギンガムチェックのワンピースを着た女性を見たとき」など、多種多様な意見が寄せられた。
(取材・文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip金曜日』2024年6月28日放送回より