神戸を中心に活躍するインスタグラマーのウラリエがパーソナリティーを務めるラジオ番組で、番組パートナーを務めるドラァグクイーンのサマンサ・アナンサとともに、Instagramにまつわるテクニックなどについて語った。
ウラリエによると、毎日の投稿は「日記的な内容が多い」そうで、その日に食べたものや神戸のおすすめスポット、買ってよかったものなどが中心だという。一方のサマンサは日常について投稿していることから、「(ウラリエとは)運用の仕方がちがう」と話した。
ウラリエのインスタの投稿欄について、「雑誌の表紙みたい」と評したサマンサ。「統一感こそないが、それぞれの表紙(投稿)が異なる顔を見せている」と感じているそう。こういったセンスが人々の目をひくのかもしれない。
そんなセンスが感じられるウラリエの投稿だが、自身は「写真には自信がない」のだとか。そのため、ほとんどの写真をスマホで撮影し、文字やさまざまな加工でコラージュしているという。
コラージュについては、「基本的に文字は入れたくないが、『ちょっとさみしい』『ちょっと足りない』と感じたときには文字も使う」とのこと。文字の使い方は雑誌や電車の吊り広告を参考にしているそうで、参考になるアイデアは写真に撮って残していることを明かした。
投稿内容についても気を配っており「食べものが続かないようにほかの内容と織り交ぜることもポイント」とテクニックを披露した。
これにはサマンサも同感だそうで、「色づかいにおいても同系統が続かないように気をつけている」とコメント。この細やかな気づかいは効果的なようで、ウラリエは「(サマンサの)インスタはカラフルでクリエイティブを感じる」と感想を述べた。
ちなみに、ウラリエいわく、「コスパのいいごはん」「最新スポット」の投稿が伸びがいいという。サマンサもごはんに関する投稿が伸びることに最近気づいたそうで、「ドラァグクイーンのフェミニーナは、“食うてるだけ”のリールを投稿して再生数を伸ばしている」と話した。
最近は、ナレーション(声)を入れた動画も伸びるようで、「アフレコができるアプリを使うことで比較的簡単に作れる」と紹介。ウラリエ自身もアフレコをした動画を投稿しているが、「セリフが棒読みのため控えている」そう。しかし、「逆にその雰囲気がいい」という意見もあるのだとか。
そのほかにも、“ごはんに湯気加工”はよくある手法で、雨加工などもよく使うという。さまざまな加工アプリが存在するいま、チャレンジすることも“バズる”ための大切な要素といえるかもしれない。
※ラジオ関西「Clip金曜日」2024年6月28日放送回より