それでも、人口減少に歯止めがかからない。津田町長は「人口は、現在1万800人のところ、2050年には8000人と推計される。少子化を止めることはできないが、なんとか緩やかにしていければ」と切実な思いを口にした。そのためには、働く場所の確保が重要で「産業団地を作るため、企業の誘致活動に力を入れている」と話した。交通アクセスの良さをはじめ、低価格で広い土地を活用できるとアピールし、「新たな働く場所があり、農業をしながら暮らせるのは魅力的で、そのために頑張っていきたい」と力を込めた。
市川町では、7月31日に第40回市川まつりが開催される。ステージイベントでは、市川高校吹奏楽部の演奏や、市川音頭総踊りなどが予定されていて、午後8時45分から花火が打ち上げられる。9月8日には、リフレッシュパーク市川で「リフパーまつり」が行われ、町長は「地域の物産やお笑いのステージなどで盛り上げたい」と話した。また、2月には恒例の「市川マラソン全国大会」が予定され、次の大会で46回目を数える。
津田町長は「市川町はこれからの季節、眺望がすばらしい笠形山登山がおすすめ。また、移住するなら市川町。農業もでき、自然豊かな街でゆっくり暮らせる。ぜひ一度、お越しいただきたい」と締めくくった。
※ラジオ関西『三上公也の朝は恋人』2024年7月3日放送回より