そんな塚口サンサン劇場の歴史を1冊の本にまとめたものが、冒頭で紹介した『まちの映画館 踊るマサラシネマ』です。目次には「第一章 閉館までのエンドロールが流れ始めた」とあります。戸村さんによると、「2010年ごろ、お客さんが減り、ここで終わるかラストチャンスかというところから、スタッフみんなで知恵を出しあって乗り越えるまでをまとめています」とのこと。本を通じて、「マサラ上映」にたどりつくまでの苦労を知ることができます。
苦労を乗り越え、全国から人が集まる映画館になった塚口サンサン劇場では、1年8か月にもわたる『RRR』のロングラン上映など、観客を楽しませる企画が今も行われています。
戸村さんは、「映画とは人生を面白くしてくれるもの。だから、あまり深く考えずに楽しんでいただくのが一番」と述べるとともに、ひとりでも多くの人に映画を楽しんでほしいと、映画愛を語りました。
※ラジオ関西『Clip』木曜日より
(2024年7月4日放送回)
#もっくり
Welcome to my STUDIO!②🚀
塚口サンサン劇場の戸村さんにお越しいただきました!🎬✨マサラ上映で話題の映画館!全国からお客様が来られるそうです😳😳👇HPはこちらhttps://t.co/CfbssdLC0A#清水健 #夏きこ #ラジ関 pic.twitter.com/ZzxcmUdoxO
— 【Clip】清水健/夏きこ▷木曜日 ラジオ関西 (@mokkuri558911) July 4, 2024