神戸・都賀川水難事故16年「逃れられない災害、どう向き合う」阪神・淡路大震災30年を前に | ラジトピ ラジオ関西トピックス

神戸・都賀川水難事故16年「逃れられない災害、どう向き合う」阪神・淡路大震災30年を前に

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 大阪府吹田市の建設会社経営、能勢文夫さん(66)もこの日、慰霊式を訪れた。

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 能勢さんは都賀川に架かる橋の耐震補強工事に従事していた。上流から濁流が迫る中、中洲の真ん中にいたことが幸いした。必死で橋脚にしがみつくこと約30分。レスキュー隊に助けられ、一命を取り留めた。
 
 能勢さんも阪神・淡路大震災翌日から24時間体制で、倒壊した阪神高速道路の復旧作業などに携わっていた。震災当時を知る能勢さんにとって、神戸は安全なところに生まれ変わったと信じていたが、「まさか、“ゲリラ豪雨”に襲われるとは」。
 それ以来能勢さんは、「災害大国・日本」という言葉をかみしめて日々の仕事と向き合っている。


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