ドラァグクイーンのサマンサ・アナンサとインスタグラマーのウラリエが、金曜日にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-金午後1時~)。
毎年、世界中から40万人近い来場者が集まる北米最大のアニメフェス「アニメエキスポ」の仕事でアメリカ・ロサンゼルスを訪れた同時通訳者・田中慶子さんをゲストに迎え、話を聞いた。
アニメエキスポで紹介されるのはすべて日本のアニメ作品であることから、「ONE PIECE」「ドラゴンボール」などに登場するキャラクターのコスプレをした人が多く参加していたという。
キャラクターに応じた武器を所持している人もいるため、入場ゲートには“ウェポンチェック”があり、危険と判断されたものは没収されるという仕組み。
「(入場ゲートには、没収された)プラスチックでできた日本刀のようなものが山積みになっていた」と田中さんが紹介すると、スタジオは笑いで包まれた。
続けて、「家を出るときからコスプレをしている人もおり、IDの顔と実物が違うので、飛行機に乗るときのセキュリティーチェックで止められる人がいたようです」と話した田中さん。
この話を聞いたサマンサは、「同じような体験をしたことがある」と振り返った。あるとき、ニュージーランド航空の仕事で、“サマンサ・アナンサ”としてのメイクを済ませたうえで出国しないといけなかったサマンサ。パスポートの写真と大幅に違う状態だったが、出国審査の担当者と一緒にいたため、無事に本人確認を済ませて出国することができたという。
今回のアニメエキスポには、VTuberアーティストの森カリオペが登場。森カリオペは、YouTubeチャンネルの登録者数240万人以上を誇り、海外でも大人気のアーティスト。ライブは大きな盛り上がりを見せ、田中さんも感動を覚えるほどだったという。
7月4日のアメリカ独立記念日には、元サッカー日本代表DF吉田麻也選手が所属する、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーの試合を観戦。キャプテンを務める吉田選手が8万人のスタジアムでリーダーシップを発揮する様子に、「かっこよかった」と称賛の声を漏らした。
翌7月5日は、大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・ドジャースの試合を観戦。この日は大谷選手の誕生日で、ドジャー・スタジアムは大谷選手のユニフォームを着たファンで埋め尽くされていたそう。
「ファンが大谷選手の誕生日を祝う歌を歌っているのを見て、大谷選手が現地でリスペクトされているのを実感しました」と興奮気味に話すと、ウラリエは興味深そうに聞き入っていた。