夏から秋にかけての時季に旬を迎える野菜、ナス。「長ナス」「丸ナス」「小ナス」「水ナス」などに加え一般的な紫色とは異なる「白ナス」「緑ナス」、紫と白の混ざった「ゼブラナス」など種類が豊富なのが特徴だ。色と形の豊富さは江戸時代の「農業全書」にも記されており、古くから親しまれている野菜のひとつだ。
ナスにはアントシアニン系の色素「ナスニン」が含まれており、抗酸化作用やコレステロール値を下げたり免疫力を上げる効果が期待される。残夏を元気に乗り切るためにも積極的に摂りたい食材といえる。
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神戸市須磨区の産直市場「ナナファーム須磨」には地元神戸や丹波、淡路島や播磨地域の契約農家から、様々なナスが並ぶ。いずれも新鮮で、煮てよし・焼いてよし・漬物にしてもよしという使い勝手の良さから買い物客に好評だという。
白ナスなど、珍しい品種について「どうやって料理するんですか？」と質問されることが多いそうで、担当スタッフのおすすめは“白ナスのステーキ”なのだとか。「ナスは加熱するとトロトロになります。とくに白ナスはアクが少ないので、ステーキにぴったり。チーズをのせればコクもプラスされます」と話す。
ナスの保存方法については「基本的には室内の冷暗所に保存するのが一般的。ですが、近年の夏は酷暑で室内の気温も高いので、新聞紙でくるむなどして、野菜室に保存するのがいいでしょう」と教えてくれた。
※ラジオ関西『Clip月曜日』より
■ナナ･ファーム須磨
兵庫県神戸市須磨区外浜町4-1-1
電話 078-733-7722
※店舗ごとに営業時間や定休日が異なるため、詳しくはナナ･ファーム須磨公式サイトを参照。
