ヴィッセル神戸 アジアクラブ王者目指して、ホームでファン向けの決起イベント 選手が活躍誓う | ラジトピ ラジオ関西トピックス

ヴィッセル神戸 アジアクラブ王者目指して、ホームでファン向けの決起イベント 選手が活躍誓う

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 サッカー・J1のヴィッセル神戸は28日、9月から始まる「AFCチャンピオンズリーグエリート2024-25」に先立ち、ノエビアスタジアム神戸でファンイベントを実施。選手参加のトークショーでは、約1300人のファン・サポーターを前に、選手たちがアジアクラブナンバー1を目指すべく意気込みを述べました。

 ヴィッセルが開催した「一致団結ファンミーティング supported by 楽天モバイル ~トモニイコウ、アジアの頂へ~」のトークショーに参加したのは、GK前川黛也選手、MF飯野七聖選手、DF岩波拓也選手の3人と、2022年シーズンにヴィッセルでプレーし、現役引退後はクラブのエバンジェリストを務める元日本代表DF槙野智章さんです。

左から槙野智章さん、前川黛也選手、飯野七聖選手、岩波拓也選手 (C) VISSEL KOBE

 イベントで選手たちはACLEで着用するユニフォームで登場。「このユニフォームを着てピッチでも存在感を出していきたい」(岩波選手)、「このユニフォームもすごく格好がいいので、これを着てピッチに立つのが楽しみ」(飯野選手)、「新しいユニフォーム(を着ること)もモチベーションになるので、しっかり(ゴールを)守りたい」(前川選手)と、新たな“戦闘服”に袖を通してアジアの戦いに臨むにあたり、選手たちは気合い十分。

左から槙野智章さん、前川黛也選手、飯野七聖選手、岩波拓也選手 (C) VISSEL KOBE

 そのなかで、7季ぶりにクリムゾンレッドへ復帰した岩波選手は、前所属の浦和レッズでACL優勝や準優勝を経験するなど、アジアの戦いをよく知る1人です。

「ACLは海外の選手と戦えるので、日頃Jリーグで味わえない楽しさであったり、本当にアウェイもホームもワクワクしていた」というヴィッセルアカデミー育ちのセンターバックは、「昔から神戸にいた選手としては、こうして新しくヴィッセル神戸でACLを戦えるということは、すごく誇らしい気持ち。僕がいない間にJ1リーグ優勝までたどり着いた結果としてのACL出場なので、僕もみんなと一緒に精一杯戦いたい」と抱負を述べました。

岩波拓也選手(右) (C) VISSEL KOBE

 ヴィッセルにとって、アジアでの戦いは2020年、2022年に続いて3度目。前回、ラウンド16でゴールを決めるなど、チームのベスト8進出に貢献したのが、飯野選手です。「個人としてもとても縁起の良い大会。昨季、みんなと苦しい思いをしながらも勝ち取ったACLへの切符なので、今季また少しメンバーは変わりましたが、このメンバーで優勝を目指していけるように頑張りたい」と、クリムゾンレッドの右の翼は闘志をたぎらせていました。

飯野七聖選手(中央) (C) VISSEL KOBE

 ヴィッセルの2度のACLをピッチで経験済みで、今回3度目の挑戦となる前川選手は、「僕が出場した大会の中でもACLは本当に悔しい結果で、僕の力のなさを感じた大会。今度こそ、チームに貢献できるようにACLを戦いながら、良い競争をしてチーム全体が優勝できるような力を付けるためにも、日々の練習から頑張っていきたい」とコメント。2020年の準決勝延長戦でのPK判定に泣くなど、アジアの舞台では悔しい思いも経験した正守護神は、リベンジを誓っていました。

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