誰しも、人生は紆余曲折あるもの。振り返ると、「あのときが人生の分岐点だった」と思うような出来事がある人も多いのではないだろうか。
ラジオ関西(兵庫県神戸市)の番組『Clip』では、「人生のターニングポイント」というテーマでさまざまなエピソードを募集した。
リスナーのマーブルさんからは、「1人目の子どもの保育園の先生と巡り合ったとき」というお便りが届いた。「その方は勉強家で活動的で、素晴らしい先生なんです。いまとなっては40年以上、私の人生の先生でもあります」とつづられていた。
このお便りに、番組パーソナリティーの清水健(フリーアナウンサー)と夏きこ(絵本作家)は共感。清水は、「保育園のときって、『自分の子育てって合ってんのかな』と悩むじゃないですか。親としてもすっごく不安な時期だと思うんです。(保育士さんが)ヒーローに見えますからね」とコメント。
夏も「子どもが泣いていても、保育園の先生は『お母さん、行ってください!』と送ってくださる。『まかせました!』ってめっちゃなりました」と話し、自身の実体験に基づいてマーブルさんからのメッセージにうなずいた。
美絵ママさんは、「子どもを妊娠、出産したとき」が人生のターニングポイントだという。自身も子育て経験者である清水は、「親となることで『自分はまだ子どもなんだ』ってことも実感しますし、親となって初めて気づくこともありますよね」と当時を振り返りながら話した。
まっさんさんのターニングポイントは、「脱サラしたとき」だそう。「お店をオープンしたいため、脱サラを決意。今しないと後悔する。自分の選択になにも後悔はありません!」という強い心意気が伝わるメッセージが記されていた。
ズバすけさんからも、「(ターニングポイントは)いくつもあると思うんですよね。振り返って、『あのとき違う選択をしてたらどうなるんやろ』と思います。でも、自分で選んだターニングポイントに後悔はありません」と、自身の選んだ選択肢への意志が感じられるエピソードが届いた。
リスナーからのメッセージに触れた清水は、「いろいろなことをシミュレーションして未来をこじあけたまっさんさんはかっこいいなと思います」と尊敬の念を込めつつコメント。
そのうえで、「僕は、『選んだ道は間違いじゃなかった』と言います。でも、強がってでもいいから『自分の選んだ道はこうでよかったんだ!』と思える自分で居続けたいなと思います」と、リスナーとともに自身に向けてもエールを送った。
※ラジオ関西『Clip木曜日』内「もしもの未来」2024年8月29日放送回より