井手選手は、昨シーズンまでのチームメイトで、1つ年上のDF竹重杏歌理選手(現、テルスター/オランダ)がつけていた4番を、今シーズンから受け継ぐ形に。「今まで一番仲が良かった(竹重)杏歌理さんがつけていて、それを自分がと思ったら『うわ、がんばんなきゃ!』という思い」だったそうですが、ロッカーでユニフォームをもらったときに「あっ、4番だ!」と実感がわいたそう。竹重選手には事前に4番をつけたい思いは話していなかったとのことで、決まったあとに連絡したときには「マジで!?」と驚かれつつ、「頑張れ!」とエールも。「やるしかない!」と気合いを込めた期待のDFは、船田選手とともに完封勝利に貢献しました。
ちなみに、このセレッソ戦では、2024-25シーズンから新たに着用することになった2ndユニフォームをお披露目。フィールドプレーヤーの黒ユニフォームは選手たちに好評だったようで、実際に着ていた井手選手も「かっこいい!」と笑顔。「後ろから見ていても、みんなかっこいいなと思った」というGK船田選手は、8月28日の新体制会見で早速袖を通していたスアレス選手との秘話も紹介。「めっちゃ似合ってたよ!」と声をかけたところ、「お気に入りの1枚だよ!」と返ってきたそうで、新加入選手も新ユニフォームを早速、気に入っていたそうです。
今回の試合では、二度の左ひざ前十字靭帯損傷から復帰したMF水野蕗奈選手も途中からピッチに立つなど、勝利とともにうれしい話題があふれたINAC神戸。次戦に向けて船田選手は「今週末はカップ戦、次はリーグ戦が始まる。まずは目の前の試合をしっかり戦って、優勝に向けて進めるチームになれれば」と意気込みを述べれば、井手選手も「ぜひ観に来てください!」とファン・サポーターに呼びかけていました。
INAC神戸は7日にWEリーグクラシエカップのグループステージ第2節で、ちふれASエルフェン埼玉と、大阪のJ-GREEN堺S1メインフィールドで対戦。その1週間後、14日(土)の「2024-25 SOMPO WEリーグ」開幕戦では、サンフレッチェ広島レジーナとノエビアスタジアム神戸での一戦に臨みます。
※ラジオ関西『カンピオーネ!レオネッサ!!』2024年9月2日放送回より