「デジタルの分野の作業所も増える中、ずっとアナログ一本」と話す高嶋さん。日頃から作業の場に接していると、技術の上達や商品の出来上がりの向上が目に見えてわかるそうで、定期的に行う販売会で「売れた」という実感を強く感じられるのが、通所する人たちのモチベーションを高める大きな要素になっているという。制作意欲が高い状態で事業所を維持できており、昨年は3人、一昨年は4人、この事業所を卒業して就職したそうだ。
高嶋さんは「商品に付加価値をつけることで今よりも高い価格での販売につなげ、利用者の給料を上げていくのが僕たちの仕事。もっともっと付加価値を持つ商品を作り、販路の開拓にも取り組んでいきたい」と今後に向けた意気込みで締めくくった。
※ラジオ関西『三上公也の朝は恋人』より